BOSAIデザインコンペ2024のスケジュールについて
ご応募いただいた皆様、この度はありがとうございました。現在審査員の皆様で審査を進めていただいております。
一次審査通過者へは2024年8月9日(金)頃に事務局からメールにて最終プレゼンテーションの詳細をご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。
最終審査プレゼンテーションは、2024年9月1日(日・防災の日)に大阪市中央公会堂にて開催されます。最終審査プレゼンテーションを含むイベント「ふれるぼうさいフェス」についてはこちらをご覧ください。
BOSAIロゴマークデザインコンペティションとは
2024年1月に発生した能登半島地震など、近年自然災害は頻発化しており、防災のリスクマネジメントは喫緊の課題となっています。現代社会においてはさまざまな防災対策が進められていますが、一人ひとりの防災意識の向上や街全体のレジリエンス向上のためには、まだまだ課題が残されていると言えるのではないでしょうか。
わたしたちは、平時と有事の両局面で、「誰かを助け/誰かに助けられる共助の精神」を持ち、一人ひとりが協力し合い共に学び合うことで、安全で持続可能な“防災社会”を築くことをビジョンとし、「防災ユニバーサルデザイン(BUD)」を設立しました。
そのための取り組みの一つとして、今回「防災」をテーマにしたロゴマークのデザインコンペティションを実施します。
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一団体によるコンペの結果が、「防災」を象徴するような公共的な価値を持ちうるものなのか?一時的なイベントではなく、直接被災地へ寄付をする方が支援につながるのではないか?私たちの中でもそうした疑問が無いわけではありません。
それでも今回のコンペ実施に至ったのは、このコンペへの参加を契機に、「防災」について自分で調べ、実態を知ろうとする方がひとりでも増えるならば、そこには社会的な意義があると考えたからです。防災意識の向上というものは誰かから強いられるものではなく、自発的な活動や経験の積み重ねがなにより重要なのではないでしょうか。それがひいては街全体のレジリエンス向上につながるものと考えています。
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本コンペティションにおいて最優秀賞に選ばれた作品は、その商標権等を当事務局が保有することといたしますが、「BOSAI」ロゴマーク・概念の普及に向けて、広く一般にご利用いただけるよう進めます。今後、当事務局が別途定める予定のガイドラインを遵守いただける範囲で、どなたでもご利用いただけるようにいたします。
また、当事務局で制作する「防災ユニバーサルデザインハンドブック」に掲載予定です。このハンドブックは大阪・関西万博に協賛することを検討しています。その他、以下のようなかたちで展開に向けた取り組みを通じて、「防災」を象徴するロゴマークを大阪から日本へ、そして世界へ発信していきます。
・受賞作品を展示する機会を設け、より多くの人の目に触れるように広めていきます。
・BOSAIの概念やロゴマークを国内外に広げるためにどうしたらいいか、わたしたちだけでなく、こどもや若者など次世代の担い手となる人材と共に考えるワークショップを開催します。
・最終審査の会場では、ユース専用席を確保し、若い世代の方にも審査の過程に立ち会える機会を設けます。
・ぼうさいこくたい2024(第9回防災推進国民大会2024)等の防災関連のイベントでの出展を行います。
・自治体をはじめ、公益団体、防災関連のNPO、学校、消防署、消防団、病院、医療機関等との連携のもと、ロゴマークの普及を活用を図ります。
・学校や地域でロゴマークの普及と活用策を考えるワークショップを開催します。
・ステッカーやDM、名刺など市民が身近に手に触れるアイテムにロゴマークを掲載し、周知していきます。
このコンペティションが、「防災」にまつわる現状を知っていただく機会になれば幸いです。みなさまのご応募をお待ちしております。
最後になりますが、令和6年能登半島地震の被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。現在も予断を許さない状況が続いている中ではありますが、わたしたちも微力ながら、可能な支援や“防災社会”の実現にむけて取り組んでまいります。
防災ユニバーサルデザインプロジェクトの思いと目的
「防災大国」日本の使命
防災意識の向上という全世界的な課題解決を目指し、「BOSAI」を象徴するロゴマークを創り、「災害大国」であると同時に「防災大国」である日本が、世界の防災リーダーとしての役割を果たせるよう取り組んでまいります。
ユースの参画
「気候変動の負」とより長く付き合って行かなければならない若い世代のユースの方々に、防災の推進者としての自覚と責任を促し、本コンペティションへの応募や当日運営など、様々なかたちで参画してもらいます。
ビヨンド万博
わたしたちの地元、大阪で万博が開催されるからこそ、本コンペティションを開催するに至りました。TEAM EXPO=TEAM JAPANとして防災概念の「象徴化・可視化」を万博後の社会においても力強く発信し、レガシーとしていきます。
パートナーシップ
地方自治体、公益団体、教育機関、研究機関など防災に関わる多様な担い手との連携・協力を行い、このロゴマークを活用して「BOSAI」活動の認知度向上を目指してまいります。
後援
- 大阪市
- 大阪公立大学都市科学・防災研究センター(UReC)
- 特定非営利活動法人日本防災士会大阪府支部
- 全国印刷工業組合連合会
- 全国製本工業組合連合会
- NPO 法人 メディア・ユニバーサル・デザイン協会
協力
- 大阪府印刷工業組合
- 大阪府製本工業組合
- クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
審査員
生田 英輔 氏
大阪公立大学都市科学・防災研究センター
現代システム科学研究科 教授
同大生活科学部卒、同大大学院生活科学研究科後期博士課程修了。同大都市防災教育研究センター副所長を経て、大阪公立大学都市科学・防災研究センター/現代システム科学研究科 教授。
篠塚 正典 氏
株式会社 イデア クレント 代表取締役
東京コミュニケーションアート専門学校 学校長
大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校 学校長
グラフックデザイナーとして幅広く活躍。多くのプロダクツのロゴマークを手掛ける。CIデザインを通じて企業の経営コンサルティングを行う。代表作品 :1998年長野冬季オリンピック エンブレム、東芝ダイナブック ロゴマーク、ジャスダック ロゴマークなど多数
清水 柾行 氏
青空株式会社 代表
大阪芸術大学デザイン学科教授
大阪市特別参与
「すべてはデザイン」という考え方でコミュニケーションを軸に横断的にデザイン。グランフロント大阪 ナレッジキャピタル V.Iデザイン、東北グランマのXmasオーナメント等の復興プロジェクト。CSデザイン賞大賞、グッドデザイン賞等。JAGDA運営委員・地域委員会委員長、わたしのマチオモイ帖制作委員会
キャロリン デービッドソン 氏((Ms) Carolyn Davidson)
英国総領事館(British Consulate General)総領事(Consul General)
一般社団法人 関西領事団 団長
1980年代後半から90年代前半にかけた「バブル時代」に外交官として初めて⽇本へ赴任。その後、世界各地の英国公館での職務を歴任し、特に駐ザンビア英国⾼等弁務官、駐グアテマラ・ホンジュラス英国⼤使は、外交官として世界初の配偶者とのワークシェアを実現。2021年8⽉より現職。2023年6⽉より関⻄領事団⻑を務める。また、2024年3⽉には現職と兼務する形で2025年国際博覧会英国陳列区域政府代表に就任。⼤阪・関⻄万博での英国パビリオンの指揮を執る。
*最終審査プレゼンテーションのみ
幡多 伸子 氏
大阪市浪速区長
大阪市区長会議 くらし・安全・防災部会部会長
大阪市立大学法学部、経済学部卒
人事委員会事務局、財政局、計画調整局、経営企画室、港区役所、市民局を経て、令和3年1月、現職就任。
(氏名五十音順)
募集要項
応募期間
2024年5月15日(水)〜7月14日(日) 23:59まで
賞
◆最優秀賞(1点)賞金100万円
◆優秀賞(3点)賞金10万円
※賞金は源泉税、復興特別所得税などの税金を控除した金額をお支払いします。
募集内容
BOSAIロゴマークのデザイン
提出物
主催者ホームページの応募用テンプレートPDFを使用してください。応募点数に制限はありません。
・ロゴマーク
・デザインのコンセプト(防災についての捉え方やデザインの意図を300字以内で記述してください。)
・氏名・所属先・メールアドレス
参加方法
応募用テンプレートPDFを使用しご応募ください。
※一次審査通過者は2024年9月1日(日)に実施する最終プレゼンテーション審査へ現地参加(グループ応募の場合、代表者を含む1名以上)していただきます。
※応募書類の到着および受付の確認に関するお問い合わせには対応しておりません。
※応募書類の返却はいたしません。必ず控えを残してください。
※応募方法が守られていない場合、応募は無効となります。
※第三者の著作権、商標権、その他法律上保護される一切の権利を侵害する恐れのない自作の未発表作品を応募してください。
参加資格
以下の要件を満たす方。企業、団体、個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は問いません。
- 最終審査(2024年9月1日)にてプレゼンテーションが可能な方。
場所:大阪市中央公会堂(大阪府大阪市北区中之島1-1-27)
※リモート対応は行っておりません
※交通費等の実費についてはご自身での負担をお願いします - 応募要項に同意いただける方
- 応募者が未成年の場合には、親権者その他の法定代理人の同意をいただける方
参加費
なし
審査のポイント
・防災に対する理解があるか
・防災というテーマが直感的に理解できるか
・多くの人に共感されるアイデアや工夫があるか
・デザインが独創性と普遍性を兼ね備えているか
・日本発の防災概念を、国際的に認知させる力があるか
・文化や言語の壁を越えて、そのメッセージが伝わるか
・視覚的にインパクトがあり、記憶に残るか
応募規約
別ページ参照
結果発表
「最終審査」2024年9月1日(日)プレゼンテーション後に最終審査の上発表をいたします。
場所:大阪市中央公会堂(大阪府大阪市北区中之島1-1-27)
著作権について
応募作品の意匠、特許、実用新案、商標、著作権などに関する全ての知的財産は応募者にあります。したがって、これらの権利を保護する責任は応募者本人にあります。
受賞作品の日本および世界の全ての国における特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条および第28条で定められた権利を含む)に関する全ての権利は主催者に帰属します。また、応募者は受賞作品に関して著作者人格権を行使しないことに同意します。ただし、応募者は受賞作品を自身の実績として公表できるものとします。なお、上記権利の譲渡対価は、主催者規定の受賞賞金で充当されます。
主催
防災ユニバーサルデザイン
問い合わせ先
防災ユニバーサルデザイン
代表構成員 田中 尚寛
Mail: bosai.universal.design@gmail.com
個人情報保護方針
別ページ参照